一番下に、辻の考える脱毛症の種類を説明します。
先ずは、一般的に言われている脱毛症の種類をご紹介いたします。
辻個人の考えでは、これらは目で見える症状に対して病名を付けているだけだと考えています。
一応、触れてみます。
単発型
1箇所に円形または楕円の脱毛。主に、ストレスが原因で3ヶ月から6ヵ月で治る事が多い
多発型
2箇所以上発生する脱毛。10個以上になる場合もあり、長期化しやすい
蛇行型
後頭部の生え際に沿って発生する脱毛。
全頭型
頭髪が完全に抜け落ちるもの。全頭と書いているが、本当の意味での100%ではない。
汎発型
全頭型に加え、体毛・眉毛・まつ毛なども抜けるもの。
びまん型
頭全体がまばらに脱毛。中高年女性に多いと言われている。
難治型
数年経過しても改善しないもの。
男性型
いわゆる、AGAです。男性ホルモンの中の“テストステロン”が、毛根にある5α還元酵素の働きで、“ジヒドロテストステロン”という成分に変わります。この成分が毛根を萎縮させてしまい、毛髪の成長に影響を与えてしまうことで、AGAは発症すると言われています。
辻の考えでは、脱毛症の種類は、大きく分けて2種類しかありません。
病的(免疫疾患)脱毛症と、
パターンがある脱毛症です。
病的脱毛症には、円形脱毛症、多発性脱毛症、全頭脱毛症などがあり、全頭脱毛症は、重症化してしまうケースが多くあります。
免疫疾患の脱毛症は、上記で説明した通り、出ている症状に病名を付けられていますが、単発型 → 多発型 → 全頭型 → 多発型 など、症状がどんどん変わっていくのが特徴です。
何故かと言うと、免疫疾患により、本来、身体を守る為の体毛(毛髪)を敵であると誤った判断してしまう事で、髪を攻撃します。
これらの脱毛症は、頭皮スコープで見てみると、毛根があるのに、丸太をスパンと切った断面があったり、髪が引きちぎられた様に映る事もあります。
2018年6月4日に、「毛包の再生を可能にした」理化学研究所より、発表があり、毛包再生技術が確立しても、病的な脱毛症においては、適応外になると予想しています。
下記で紹介する、パターン化された脱毛症においては、大きな効果が発揮されるのではと期待しています。
パターンのある脱毛症は、経年の脱毛や、AGAとなります。
経年の脱毛症は、
などである程度の対策が可能です。
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