自分以外の人のコンプレックスに関しては『そんなこと無いよ』と聞き流したり、まともに向き合わず、元気づけたりしますが、自分のコンプレックスは意固地なまでに持ち続けます。
プロの私が普通の毛量の人と思っていても、ご本人は『街を歩けない』とクヨクヨしている。
そんなシーンを多く見てきました。
髪にコンプレックスを持っている人は多くおりますが、深く思い詰めてしまう方には、冷え性の方が多い——これは、私が現場で感じてきた共通点です。
身体が冷えていると、気持ちも沈みがちになります。東洋医学でも、冷えと心の状態は深く関わりがあるとされています。
そして体温は、髪を考えるうえでの、身体の土台でもあります。
舌が白い、瞼が白い、顔色が白い、手足の指や足首の冷え。そんなサインに心当たりがあれば、冷え取り生活を試してみてください。
今回は、冷えと不安感のお話なので割愛しますが、反対に、体温が高く筋肉質(ずんぐりむっくり)で顔が赤いタイプの方は、東洋医学では、熱がこもりやすい体質と見ます。私の現場感覚では、つむじ周りが気になる方が多いタイプです。このタイプの方のことは、また別の機会に書きますね。
まず、冷えを取ることが先決です。
・半身浴 37度~39度 上半身が寒ければ肩にタオルを羽織り、じんわりと汗が出るまで
・少量でも良いので食事を3食摂る(食べないと体温がつくれません)
・冷える食材を控え、身体を温める食材を積極的に選ぶ。体質に合う調味料をご参考ください
・冷え取り靴下(毒だし靴下)を重ね履き
・湯たんぽ(おすすめはお湯ですが、続けられない人はレンジ対応でも可)
・常温または白湯を飲む(水分が足りないと、身体は本来の力を発揮できません)
それらをしても、全く冷えが取れない人は、漢方内科に行って、体調に合う漢方を処方してもらうのも選択肢です。
※辻も冷え性でしたが、上記の方法で体質改善をした経験があります。漢方は、漢方内科で相談し、体質に合うものを処方してもらいました。
冷えを整えても、まだ不安でたまらない。そういう時期は、誰にでもあります。
ハーブティーのような、気持ちを落ち着ける穏やかな習慣を取り入れるのも一つです。ただし、ハーブやサプリメントにも、薬との相性(飲み合わせ)があります。すでにお薬を飲まれている方は、必ずお医者様や薬剤師さんに相談してから選んでください。
そして、落ち込みが長く続く、眠れない、食べられない——そんなときは、一人で抱え込まず、医療機関や身近な人に相談してください。
それは弱さではありません。髪と身体を立て直すための、いちばん確実な一歩です。
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