自分以外の人のコンプレックスに関しては『そんなこと無いよ』と聞き流したり、まともに向き合わず、元気づけたりしますが、自分のコンプレックスは意固地なまでに持ち続けます。
プロの私が普通の毛量の人と思っていても、ご本人は『街を歩けない』とクヨクヨしている。
そんなシーンを多く見てきました。
髪にコンプレックスを持っている人は多くおりますが、精神を蝕むほど悩む人達の共通点は、冷え性です。
冷えは不安感を増大させるだけでなく、健全な心を蝕み、鬱状態を引き起こします。
そして、体温が低すぎると、髪を育てる内側の状態がつくれないだけではなく、癌細胞も活発になります。
冷えを取れば、心にも、髪にも、がん予防にも効果的です。
舌が白い、瞼が白い、顔色が白い、手足の指や足首の冷えなど、そんな症状があれば、冷え取り生活を試みてください。
今回は、冷えと不安感のお話なので割愛しますが、体温が高く筋肉質(ずんぐりむっくり)、顔が赤い人は、鬱には強いですが、高血圧や脳梗塞に注意が必要です。このタイプの人は、つむじ周りのO字禿げになりやすいので、カラダにこもる熱を出す必要があります。
まず、冷えを取ることが先決です。
・半身浴 37度~39度 上半身が寒ければ肩にタオルを羽織り、じんわりと汗が出るまで
・少量でも良いので食事を3食摂る(食べないと体温がつくれません)
・冷える食材を控え、身体を温める食材を積極的に選ぶ。体質に合う調味料をご参考ください
・冷え取り靴下(毒だし靴下)を重ね履き
・湯たんぽ(おすすめはお湯ですが、続けられない人はレンジ対応でも可)
・常温または白湯を飲む(水を飲まないと本来の免疫機能が働きません)
それらをしても、全く冷えが取れない人は、漢方内科に行って、体調に合う漢方を飲まれるのも選択肢です。
※辻も冷え性でしたが、上記の方法で体質改善をした経験があります。漢方は真武湯を飲みました。
冷えを克服しても、まだ不安でたまらない人は、西洋オトギリソウ またの名を セントジョーンズワート を飲むと、心が穏やかになるかも知れません。ただし、抗うつ剤などを既に飲まれている方は、相性が良くない為、お控えください。
セントジョーンズワートは、不安感を抑え気持ちを穏やかにするハーブです。
更に、育毛効果も認められており(育毛効果に関しては過度な期待はしない方が良いですが)不安感で押し潰されそうな心のお守り替わりになります。
何もかもサプリという訳ではありませんが、安価で手に入り、気持ちが落ち着く方もいますのでご紹介させていただきました。
辻式脱毛症研究所TOPへ戻る 脱毛コンプレックスを軽減するエールへ戻る